読書の秋に読んだ本
読後の喪失感.底知れぬ不安が襲ってくる秋が嫌い.
1冊目
それをお金で買いますか 至上主義の限界
お金の力が及ぶべきではない場所,市場が侵入すべきではない場所があること.
罰金は道徳的な批判の意味合いを含み料金は道徳的な判断を含まないが,時として人は罰金を料金のように扱うこと.
値段が付いて売買されているすべてのものについて考えさせられる本だった.
市場や商業は触れた善の性質を変えてしまうことをひとたび理解すれば、われわれは、市場がふさわしい場所はどこで、ふさわしくない場所はどこかを問わざるをえない。
身近な生活への影響が容易に想像できるから怖い.
2冊目
完訳 7つの習慣 人格主義の回復
以下,7つの習慣
1から3までが私的成功,4から6までが外的成功,7が再新再生
7つの習慣はどれも出来れば良いに決まっている内容だが,高めるのは難しそう.
自分は第5の習慣ができていないと感じた.「相手を理解する≒わかりあえないものと思い諦める」といった考え方をしているフシがあると思った.
刺激と反応の間には選択の自由がある
キレそうになったら思い出そう.